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2024.6.6 07:00ゴー宣道場

5/21外国人労働者「育成就労」法案が衆院通過

ゴー宣ジャーナリスト 焙煎珈琲です。

「5/21外国人労働者「育成就労」法案が衆院通過」

令和6年5月21日外国人労働者「育成就労」法案が衆院通過しました。
外国人労働者の「技能実習」に代わる「育成就労」制度の創設を盛り込んだ法案です。
1993年に始まった「技能実習制度」は問題ばかり生み出してきました。
「朝日の記事」なので
「労働力の確保に利用されてきた」
「実習生が劣悪な労働環境下で失踪する」
なんてところが「深刻な問題」として強調されていますが、ボドイを相手に戦いを繰り広げている自分からすれば
「逃げ出した実習生が犯罪を多発」
「税金を未納している外国人も多発」
している方が重要問題です。
しかし飲食店・コンビニ・土建・フードデリバリー・介護・・・
など若い外国人労働者がいなければ現場が回りません。
不景気不景気いいますが仕事はたくさんあるのです。
コロナ禍で引きこもりを「承認」してしまい、「テレワーク」を推奨したので日本の若者は肉体労働をやらなくなってしまいました。
これを可能にしたのも若い外国人労働者のおかげです。
「テレワーク」なんぞのちにすべてAIに取って代わられるだろうに。

さて問題だらけの「技能実習制度」が「育成就労」でどう変わるのかというと
① 3年は職場の変更ができなかったのが1~2年の就労後に同一の分野内で転籍を可能にする。
② 熟練技能が必要な「特定技能2号」に移れば、家族帯同ができるほか、在留期間の更新に上限がなくなる。
これに対し国会では野党から
「税金の未納にはすでにペナルティーがある。日本人も外国人も同じように対応すべきだ」
などと批判が相次いだ、とありますが、
外国人どんどん日本に来て働いて!
長く働いたら永住権あげるから!
っていうことじゃないの?
これ以上観光でも労働者でも外国人に来てほしくないのが自分の本音ですが、世論はそうではないですね。
今回の法律改正も大して変わってないと見えますが、悪名ばかり響いた「技能実習制度」の名前が変わっただけでもよかったのかもしれません。

飲食店も従業員不足で大変、なんて書きましたが
コロナ禍が始まったとき東京都では
「営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金」
が交付されていました。

東京都 協力金・支援金|東京都産業労働局
22時以降の営業をしていた居酒屋が1店舗あたり19時に閉店又は休業することで以下の金額が支払われました。

令和2年4/11から5/6実施分   50万円
令和2年5/7から5/25実施分   50万円
令和2年8/3から8/31実施分 20万円
令和2年9/1から9/15実施分 15万円
令和2年11/28から12/17実施分 15万円
令和2年12/18から令和3年1/7実施分 15万円
令和3年1/8から2/7実施分 186万円
令和3年2/8から3/7実施分 168万円
令和3年3/8から3/31実施分 124万円
令和3年4/1から4/11実施分 44万円
令和3年4/12から5/11実施分 68万円
令和3年5/12から5/31実施分 80万円
令和3年6/1から6/20実施分 80万円
令和3年6/21から7/11実施分 52.5万円
令和3年7/12から8/31実施分 204万円
令和3年9/1から9/30実施分 120万円
令和3年10/1から10/24実施分 60万円
令和4年1/21から2/13実施分 60万円
令和4年2/14から3/21実施分 90万円
——————————————–
     合計 1501.5万円

私の叔父はコロナ禍をきっかけに天ぷら屋を廃業しました。
しかしウチの店の近所でも支援金を受け取るだけ受け取って廃業、なんて店がたくさんあります。
まだ店をやっていたなら良いですが、コロナの雇用調整助成金を詐取、なんてのも横行しました。
強かなヤツはうまく金をせしめるのです。
政府のやることはよくチェックしていないとどこで無駄金を使っているかわかりません。
皆でよく監視しましょう。

 

追記:
自転車ツーキニスト疋田さんが「自転車通勤率」全国1位の大阪と2位の京都で、事故率が驚くほど違う…京都の「自転車政策」のすごい効果記事をあげてくれました。
京都市の行った自転車事故を減らす取り組み。
全国に広まってほしいものです。

「所さんの目がテン」が、絶景!ハイブリッドに水素で動く車両…進化する架線不必要な鉄道
水素社会実現へ鉄道も、ということで紹介してくれました。
水素燃料電池の仕組みも説明してくれています。
トヨタ MIRAI もこの仕組みで動いています。
こんな記事も↓
水素動力を使う鉄道車両の水素サプライチェーン構築で連携)
水素社会実現できるといいですが。

 

プロフィール

東京都新宿区の直火式珈琲焙煎士兼販売店オーナー。
学生時代はほぼ昭和で平成元年社会人デビュー。
大手自動車メーカーに就職したのに6年で退職。
その後派遣を含めあちこち転職し続けて20年。
平成10年12月に脱サラしてようやく念願の独立。
趣味、というよりなくてはならないものが漫画。
草野球試合中にバットで殴られた事件で門下生に。

 

 


 

 

そうして今度は、厚生労働省発表の令和5年人口動態統計で、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が過去最低の1・20に下落したというニュースが出ました。
本当なら効果のある少子化対策をしないと根本的な解決にならないのに、やってることはその場しのぎで、あとは野となれ山となれの外国人労働者導入策ばかり。
あれだけ答えがはっきりしている、皇位の安定継承策ですらやろうとしない国会議員に、意味のある少子化対策なんかできるわけがないと思えば納得も行きますが、こんなことで納得している場合じゃありません!!

 

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